« 確認する | トップページ | オバケ »

紫の壁紙

 
 
 
手のひらに収まるくらいの小さな部屋。そこの内装工事をする。バイトは雇わず、一人で。

あの時唐突に言われた、「紫が似合うね」の一言。
分かったような、分からないような気分だけど、その言葉を信用することにした。部屋の壁紙は紫色にする。

で、実際やってみたけれど、これが良かったのかどうか、いまいち分からない。

そうする切っ掛けをくれたあの人に見せてみようか。でも大笑いされながら、「まさか本気にするとは」なんて言われたらどうするんだ。

いいや。このままにしておこう。
わざと呟いて、部屋を出た。
 
 
 


« 確認する | トップページ | オバケ »