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拘束のドローイング

 
 
 
雪舟が小さい頃、柱に両腕ごと括りつけられて、泣いた涙を墨汁がわりに足で大層上手なネズミを描いた話は有名だけど、動き出したとか言われ始めると、途端に眉唾度合いが増す。

どうせなら、描かれたネズミは下手な絵であって欲しかった。

縛られて、描きたくて、そんなどうしようもない、手に負えない葛藤をそのまま形にした絵。

いくら頑張ってもネズミに見えないかもしれないけれど、そんな絵なら、ほかのいろんな絵よりも簡単に時代を超えそうな気がする。
少なくとも自分は、そういう絵だったら、見てみたい。
 
 
 


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